2016年8月4日木曜日

サッティヤーー正直に生きるとは?


先週末、相模原の叔父の畑で収穫してきました!
バターナッツカボチャさんたち☆

5月の連休後に種を蒔いたのですが、
あっと言う間に葉や蔓が縦横無尽に伸びて、
大きな実を結んでくれました。

わたしは堆肥の寝床をつくって、そこに種を蒔いただけなのになー。
植物の生命エネルギーの力強さには、本当に感服です!
(あ、もちろん、叔父さんが毎日お水をあげたりと
面倒をみてくれたおかげもありますが。
でも、叔父さんは「そんなに手間かけてないよー」と言っています。)

自宅に持ち帰り、さっそく煮てみました。
包丁を入れると、サックリ簡単に切れました。
いわゆる普通のカボチャに比べると皮が薄いみたい。
そして、中から、ワタに包まれた、たくさんの種が。
このバターナッツカボチャは固定種の種から育ったので、
この種を来年蒔くと、また実を生らせてくれるはず。
命の循環を感じて、ちょっとジーンとしました。

叔母さんから教わった通り、カボチャをさっと茹で、
その茹で汁にお塩とお砂糖、
みりん(わたしは「味の母」を使用)を加えて
煮込みました。
できたてを一口食べてみると、
おいしー!!
ホクホクしつつ、どこかさっぱりしていて、口当たりがよく、
夏にぴったりの煮物です。
薄味の味つけでしたが、素材本来の味のコクが感じられ、味わい深かったです。
(自画自賛ですね、たはっ)
色合いがまた、輝くようなオレンジ色で食欲をそそるのです。
煮物以外の調理法もマスターしたいな。
バターナッツカボチャ、お店で見かけたら、ぜひ手にとってみてくださいね。

さて、ヨーガのお話です。
前回、アシュタンガ・ヨーガの「ヤマ」について書きました。
ヤマは「生活環境の最適化」を目指すために、
日常生活の中で避けたほうがよいことと言われます。
生活環境の最適化というと、ちょっと難しそうですが、
どうやらヨーガの目的「サマーディ」に到達する修行をスムーズに行うために、
生活態度から整えていこうよ、ということらしいです。


☆ヤマ
・アヒンサ/Ahimasa(不殺生)
・サッティヤ/Satya(不妄語)
・アステーヤ/Asteya(不偸盗)
・ブラフマチャーリヤ/Brahmachariya(不邪淫/自制)
・アパリグラハ/Aprigraha(不所有)
* カタカナ表記のあとはサンスクリット語の読み方です

前回は1番目の「アヒンサ」に触れたので、
今回は次の「サッティヤ」について書きますね。

サッティヤは、よく「嘘をつかない」と訳されます。
自分が認識していることを偽って話すことだけでなく、
誇張したり、自分に都合がいいことだけを語ったりするのも
避けたほうがいいようです。
嘘は事態を複雑化し、人間関係を悪くする危険性がありますものね。
相手も自分自身も傷つけてしまいます。

また、サッティヤは、ただ嘘をつかないだけでなく、
もっと大きな意味で「誠実であれ」ということらしいです。
言葉だけでなく、行動や態度も相手にとって、いつも誠実であるかどうか。
他人にだけでなく、自分に正直であることもとても大切なようです。
自分に嘘をついていないか、自分の心に正直であるかどうか。
自分に正直に生きると、自分が自分自身に受け入れられていると感じて、
心の中に安心感が生まれるようです。そして、心が安定してきます。
そうなれば、人生で取り組むこと(ヨーガで言えば、サマーディを目指す)に
邁進できるということですね。
さらに他人との関係も良好であれば、ますます集中して目的に取り組めるというもの。

あ、でも、「自分に正直に」と言っても、1番目の「アヒンサ」が大前提ではあります。
つまり、「自分に正直に生きるのだから」と、自分がしたいことをして、
他人や自分を傷つけてしまうようなことは、決してサッティヤではない、と。
欲望に振り回されて生きることと、自分に正直に(誠実に)生きることは違うようです。
欲望と、自分の本心が本当に求めていること、の違いを
見極める能力を身につけることが重要になってくるようです……。

うーむ、深いにゃー!(急に猫)

ヤマ&ニヤマだけでも、こんなに深いのに、
これから続くヨーガの道って、どうなってしまうのかしら。

このあとのヤマもなかなかに深く、面白いです。
次回を乞うご期待!



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